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【大掃除】家の外壁、自分で洗える?

外壁塗装・屋根塗装のいろは 2023.12.21 (Thu) 更新

尼崎市、伊丹市、宝塚市のみなさま、こんにちは😊

今年も残すところあと少しですね。⛄

みなさまお家の大掃除をしていらっしゃる時期かと思いますが、外壁の掃除も自分でできるのはご存じでしょうか?😊

外壁には目に見えない汚れがたくさんついていて、その汚れ等が劣化の原因にもなってしまいます😖

今日は今からでもできる「外壁掃除の方法」についてお話します☆彡

外壁の汚れとは、どんな汚れ?

多くの住宅の外壁は、ホコリや塵、排気ガスなどで汚れやすくなります。周囲の環境によっては、カビやコケ、藻が生えて、外壁の奥深くまで根を張ることもあります。

外壁の塗装から10年以上が経過している場合、塗料が劣化し、ヒビが入っている可能性があります。これにより雨水が浸入しやすくなるため、定期的な注意が必要です。

サイディング外壁の場合、コーティングが劣化すると雨水が侵入し、金属部分に赤サビが発生しやすくなります。

赤サビは他の場所に広がったり、金属でない場所でも目立つ汚れを引き起こす可能性があります。十分な注意が必要です。

”汚れ”と一言にいっても様々な種類の”汚れ”があります。

どんな汚れがあるのか見ていきましょう。

汚れの種類・適した落とし方

ホコリやチリ

凹凸のある外壁は、汚れが付きやすいです。
家の外観がグレー、茶色、または黒ずんでくすんで見える可能性があります。特に黒い外壁は目立ちやすいです。

➡散水ホースを使ってある程度の汚れを落とします。高圧洗浄機のほうが汚れは落ちやすいですが、圧の強さによっては外壁の塗膜を傷つけてしまうこともある為、ご自身での使用はあまりおすすめはしません。

排気ガス

すすのような油汚れがついて、広い範囲が黒ずんで見えます。白い外壁の場合、汚れが目立ちやすいです。

➡散水ホースで水をかけて汚れを落とします。

カビ

日当たりや風通しが悪い場所(家の北側)などでこの問題が生じます。外壁が白い場合、目立つのは黒い汚れです。

➡水洗いだけでは落ちにくい場合、防カビ・殺菌効果のある外壁用洗剤を使用しましょう。

藻・コケ

湿気が多く、一定の日照条件がある場所でこの現象が見られます。汚れは緑色で、特に山に近い地域では発生しやすいです。

➡水洗いだけでは取れない藻やコケ、または頑固な汚れには、スポンジやブラシを使ってこすり洗いしましょう。また、適切な洗剤を使用することで、効果的に取り除くことができます。

雨だれ、水垢汚れ

窓のサッシや換気口の下に垂れる汚れは、雨で流れてきたものが突起物の下に溜まる結果です。これを放置すると、定着して落ちにくくなります。

➡雨だれは散水ホースで落とします。水垢になっている場所には専用の外壁用洗剤を使用しましょう。

鳥のフン

鳥の糞には酸が含まれており、金属などを腐食させる効果があります。これを放置すると外壁自体が早く劣化しやすくなりますので、早急に取り除くことが必要です。

鳥の糞は時間が経つと取り除きにくくなるため、水だけでは落ちない場合は中性の外壁用洗剤を利用することがおすすめです。

汚れをそのまま放置すると劣化する

冒頭でもお伝えしましたが、外壁に付着するカビやコケ、土、埃などの汚れを放置すると、塗装で形成された塗膜が次第に浸食され、劣化が早まります。

塗膜が劣化すると、外壁の保護機能や防水機能が損なわれます。その結果、外壁塗装が必要になり、大規模な工事が必要となります。

外壁を長寿命に保つためには、定期的な外壁の清掃が重要です。忙しい場合でも、汚れが目立つ年に1~2回は確認し、掃除を心がけましょう。また、家を建ててから10年ほど経過している場合は、早めに掃除を行うことをお勧めします。

外壁掃除に必要なもの

・やわらかいスポンジやブラシ
・外壁用洗浄剤
・カビ取り剤
・養生ビニール
・散水ホースや高圧洗浄機(あれば)
・ゴム手袋
・バケツ
・柔らかい毛のブラシ

外壁掃除の手順

①外壁の状態を確認する
②周辺の養生
③外壁の水洗い
④カビやコケなどはスポンジやブラシでこすり洗い
⑤水で洗い流す

①外壁の状態を確認する

外壁自体にひび割れ(クラック)や欠けなどの補修すべき箇所がないか確認します。※もしクラックがある際には劣化悪化の可能性があるためご連絡ください。

②周辺の養生

外壁掃除は水や汚れが飛び散ることがありますので、近隣の住宅や自転車、車とう動かせない場合、事前に保護対策を施しておくことが重要です。

③外壁の水洗い

外壁を水洗いします。高圧洗浄機のあるご家庭の場合はここでほとんどの汚れが落とせます。

④カビやコケなどはスポンジやブラシでこすり洗い

水洗いだけでは取り除けないカビやコケ、または頑固な汚れには、スポンジやブラシを利用してこすり洗いしましょう。

さらに、カビやコケなどは適切な洗剤を使用することで、すっきりと落とすことができます。

⑤水で洗い流す

最後に水で洗い流します。

【注意】外壁素材に注意して掃除方法を変える

外壁の素材によって掃除方法が異なるため、素人の判断で行うと外壁の寿命に悪影響を及ぼす可能性があります。

特に自分で掃除する場合は、外壁の素材に十分な注意を払って行いましょう。

タイル

タイル外壁は非常に丈夫であり、耐久性、耐水性、メンテナンス性が高いため、ブラシ洗いや高圧洗浄機を使用しても問題ありません。

塗装がされていないため、塗料の劣化がなく、外壁洗浄洗剤を利用することも可能です。

ただし、注意が必要で、薬品によっては外壁が白くくすんでしまう可能性があるため、タイルの素材をよく確認し、目立たない場所で試してから使用することをお勧めします。

サイディング

サイディング外壁にはさまざまな種類があり、窯業系サイディング、金属製サイディング、木質系サイディング、樹脂系サイディングが挙げられます。

日本の住宅の約7割は、コスト、機能性、デザイン性、耐火性、耐震性に優れた窯業系サイディングを使用しています。

サイディング外壁の表面は塗装されているため、ブラシや高圧洗浄機などで強く掃除すると、外壁の寿命が短くなる可能性があります。

したがって、やわらかいスポンジや弱い水圧で洗うようにしましょう。

モルタル

近年のモルタルは、ひび割れが起こりにくい種類も増えていますが、他の外壁素材と比較すると、ひび割れが発生しやすい素材でもあります。

清掃時には、柔らかい素材で洗浄したり、軽い水圧で流したりするよう心がけましょう。

ひび割れが見られる場合、掃除によって洗剤や水が侵入し、カビや腐食の原因となり得ます。広範囲のひび割れには修理が難しいため、まず業者に依頼して補修を行い、その後に掃除を行うことをおすすめします。

まとめ

外壁の掃除はご自身ですることが可能ですが、知識がないと大切なお家を傷つけてしまう可能性もあります。「自分で洗えるのかな?」「どうやって洗えばいいかな?」といったご相談等も塗替え太郎では受け付けております😊

大切な皆様のお家を一緒に守っていけたらと思っております😊✨

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