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【外壁塗装】クリア塗装ってどんな塗装?

尼崎市・伊丹市・西宮市・宝塚市の皆様、こんにちは😊

日中も冷たい風が吹いたりと、ますます冬になってきましたね☃

 

カラーシミュレーションをする際に、「色を変えたくない」という相談を受けることがあります。

現状の外壁カラーが気に入っている方、デザインを変えたくない方は多くいらっしゃいます。

外壁の色や模様をそのまま残し、クリア塗装する選択もございます✨

クリア塗装を選ぶにあたって、クリア塗装の特徴やメリット/デメリットについてお話させていただきます。

 

クリア塗装とは?

外壁塗装に使われる透明な塗料は、クリア塗料と呼ばれます。下地を透けて見せる透明感のある仕上げの塗装方法です。

この方法は、外壁の素材の色や木目を引き立てつつ、保護や艶出し、手触りの向上などの目的で使われています。

最近の住宅では、美しいデザインのサイディングが一般的であり、そのデザインを保つために外壁にクリア塗装を選択する人もいます。

外壁にクリア塗装を施す工事は、一般的な外壁塗装と同じく、建物を塗膜で保護し、内部の損傷や雨漏りを防ぐ役割を果たします。怪しい工事やマイナーな手法ではなく、信頼性のある方法です。

 

クリア塗装のメリット

外壁の色、柄を残せる

外壁のデザインをそのまま維持しつつ、塗装によるメンテナンスが可能!

クリア塗装は顔料を含まない塗料を使用し、主に保護やツヤ出しの機能に焦点を当てた仕上げです。

石目調やタイル調、レンガ調などのデザイン豊かなサイディング模様や、木目のような素材の色や模様をそのまま活かしつつ、外壁材の表面を保護できます。

※通常の塗料には顔料が混ざっており、これによって様々な色が表現されます。従って、同じ色の顔料入り塗料を用いても、元の色や柄を完璧に再現することは難しいのです。

外壁が長持ちする

外壁の耐久性向上の効果は、色のついた塗料だけでなく、クリア塗料を使用して外壁塗装を行った場合でも期待できます。

クリア塗料にも異なる種類があり、その機能性には違いがあるため、住宅の環境に合わせて選択することが重要です。

塗装回数が少ない(費用が安くなる可能性も?)

通常の塗装では、下地処理として下塗り、中塗り、上塗りの3回の工程が一般的ですが、クリア塗装ではシーラーやフィラーといった下地処理材を使いません。

最初の1層のクリア塗料が完全に乾燥したら、2層目のクリア塗料を塗って仕上げとなります。

この方法により、少ない塗料、塗装期間が短く済んだり、他の塗装方法と比較して経済的に済む可能性があります。

光沢感のある外壁

クリア塗料には、防汚性や耐候性が優れ、藻やかび菌に強いものや、紫外線を吸収してUVカット機能を発揮するなど、さまざまな種類があります。

つやや光沢を与えながら美しさを持続させることができるのが魅力的です。

チョーキングが発生しにくい

塗料に含まれている顔料の劣化によりチョーキングが起こりますが、クリア塗料には顔料が含まれていないため、塗料が劣化してもチョーキングが生じにくい特徴があります。

クリア塗装のデメリット

クラック(ひび割れ)、修復跡のある外壁には適さない

クリア塗料にはクラックの修復機能が備わっておらず、クリア塗料を塗ってもクラックを埋めることはできません。

クラックを修復するには、コーキング材を使用して充填し、適切な下塗り材で処理する必要があります。クリア塗装を行った場合、透けて見えてしまう為クラックの修復跡が見えてしまい、外観が著しく損なわれる可能性があります。

クラックが修復が必要な外壁や、修復跡がある外壁には、クリア塗装は適していません。

特殊コーティングされた外壁

光触媒や無機塗料、フッ素塗料など特殊なコーティングが施されたサイディングにクリア塗装を施すと、時折剥がれる可能性があります。サイディングメーカーのカタログや施工要領書には、クリア塗装を行わないように指示されている場合があるため、確認が必要です。

コーキングの上にクリア塗装を行うと、塗膜の汚染や剥離の原因になる可能性があるため、コーキング部分を避けて塗装を行う必要があります。

まとめ

無色透明な塗料を使用するクリア塗装は、今のお客様の外壁の色やデザインを残したまま耐水性を高めることができます。通常の外壁塗装より費用が安くなり、またチョーキングという劣化も起こらないメリットがあります。

お客様の外壁材によって、クリア塗装可能かどうか異なってくるため一度塗替え太郎にご相談ください😊

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